今、自分に好きな人がいないと思ったから

出会い系サイトを利用し始めました。うまくいくかどうかは分からないけど、とにかく恋がしたいと思ったのです。恋がしたいというのももちろんそうですが、刺激がほしいといったほうがより正確かもしれません。

ずっと仕事ばっかりしてきて、じぶんのれんあいかんじょうというものをいしきしたことがなかったんです。仕事が大好きで、仕事ばっかりしていることに不満がなくて、結婚願望も全くなかったんですよね。出会いがほしいのにチャンスがないというのではなくて、自分から出会いを求めていなかったという感覚です。

自分の価値観が変わったら、そのうち恋を始めてみることもあるかなあというふうにぼんやりと考えてみたことがありますが、具体的に、誰かと恋をしている自分というものをうまくイメージできなかったんです。自分が大好きな人ほど(ナルシストほど)恋愛をするのが難しいという話を聞いたことがありますが、それは本当かもしれないなと思います。

確かに私は自分のことが大好きで、それゆえに、多くの人が言うほどはっきりと『人生に対する不満』みたいなものを自覚することがないため、自分が全く誰とも恋愛をしていないことについても、寂しいとかそういうふうに感じたことがなかったんです。むしろ、じぶんとは価値観も性格もちがうひとにあわせてこうどうしなければならないということについて、経験する前から「なんかつかれそうだ」と感じていたくらいです。

職場でも、じぶんよりも先に結婚して退職していく女の子たちをたくさん見てきました。他の人はどうか知りませんが、私の場合は冗談ではなく本気で、サキに結婚を決めた女の子たちに対して嫉妬するような気持ちはありませんでした。むしろ、仕事ができないから男に媚びを売って、さっさと仕事を辞めていく子たちばかりなんだというふうに見下していたんですね。

でも、私もふとある時に、恋がしたいと思うようになりました。きっかけは、ほんの些細な考え方の変化です。仕事に夢中で、職場でもそれなりに高い評価を得ていたころは、寂しさを感じることもなく、むしろ結婚を決めてやめていく女の子たちを見下していたということを書きました。しかし、よく考えたら、結婚ができるということは、少なくとも結婚相手の男性から認められた証なのではないかというふうに考えるようになったのです。

これまで、私が「あの子は仕事ができない」といって見下していた子たちですが、よく考えたらその子たちは、誰か男性から好きになってもらえたから結婚したんだなって。そして、誰かから好きになってもらえたということ以上に、誰かのことを好きになることができたんだなって。それは、これまでの私の人生では経験できなかったことなので、恋をした人たちがうらやましいなと感じるようになったのです。

だからわたしは、まずは自分が誰かを好きになるために出会い系サイトを利用し始めました。

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